主にカワイイ歌声の楽曲や、ツイッターから書き溢れたモノを残す場となりまして

ビッグデータに負けたユーキャン

久しぶりな記事なのでサラッと。リハビリ、リハビリ。
壮大なタイトルにしたけど、そこまで大事を書く気はありません。

12月1日に、ユーキャン流行語大賞が発表されました。
大賞には「トリプルスリー」と、「爆買い」
正直、なるほど流行った!と胸を張って言えるもんでもないし、なんならこれ書く時に「三冠王」だっけ?と思って確認するくらい流行ったとは言い難い結果です。
個人的にね。

もちろんマスコミスタッフも思ったらしく、街頭フリップアンケートをしたりして皮肉ってました。

そんなユーキャンの流行語審査基準。
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
なるほど。
理念はとても素晴らしいのですが、まぁ数値に現れないものばかり。
「アベ政治を許さない」も選べる余地が産まれるわけです。
(軽妙に世相突いてるかなー?)
また「流行ってないぞ!」って言われても、大衆に関する数値出す必要はないので鳥越さんあたりが「俺の周りでは流行った!」と言えば良いのです。
数値基準の選考ではないので、議論は平行線で終わりです。
便利ですね。

さて、そんな有識者(笑)と世間のギャップが開いた中、グーグルが流行語大賞を発表しました。
グーグルの流行語大賞は単純明解。
検索された回数ランキング。
今風に言えば検索回数のビッグデータ

1位は「マイナンバー」
老若男女強制的に等しく配られ、自分に関わりあるのにどんなものか説明の場がないので分からない、だから検索する。
私個人の日常でも「マイナンバー」は会話の糸口になった時もありました。
検索数もさることながら個人的体感でも納得です。

2位の「ラッスンゴレライ」も納得。
あれは花見の頃だったか。
5、6歳くらいの兄弟が嬉しそうにラッスンゴレライやって、酒を飲んだ大人たちがやんややんや盛り上がってたのを見てました。

このように、グーグルの方は単に検索数だけでなく、生活に根付いてる感じを受けます。
流行語にまつわる話が記憶の中にある。
これこそ流行語と言って良いんじゃないでしょうか。


さて、右にも左にも思想が絡まって、世間とのギャップが広がり存在意義を失いかけてるユーキャン流行語大賞
来年再来年には流行語大賞の報道はグーグルに取って代わられてるかもしれません。
また日本企業は負けるのか。
ユーキャンさん、どうしますか?
また来年も世相から離れますか?



一方、公募で選ばれる流行語。
そしてそこそこ納得されてる発表。
褒め称えるわけではないですが、ユーキャンの体たらくを見ると凄いですね。
数は知なり。

今年はなんですかね。
上記2つの流行語「マイナンバー」と「トリプルスリー」を掛け合わせて『数』とでも予想しときましょうかね。
ビッグデータ的にはこうだけど、それを上回る今年の漢字が出るのか。
発表は12月12日。
そうご期待!
(当ブログは日本漢字能力検定の回し者ではございません)